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しゅーこみ劇場第10.75話『黒い嵐のマーツォン(完結編)・親子の絆』

洗脳が終わり、洗脳装置を外すヒツジバナ。
ブラッタは2人が主のように跪く。
10th04_01

ブラッタ「―ご命令を。敵性勢力は全て排除いたします」
幼かった以前と比べて、声は機械的で感情の欠片もない。
ヒツジバナ「…では、このホーネットを装着し外にいる連中を片っ端から攻撃しなさい」
ブラッタ「了解しました。装着…」
ブラッタの声を聞いてホーネットはパーツ分離され体に装着される。

10th04_02

背中にはホーネットの羽、左腕には残りのパーツが肘から下へ付けられている。
フォンディ「名前付けてないや。そーだ、アクロレb…」
フォンディの発言をヒツジバナが遮る。
ヒツジバナ「…それは、既にA96タウンに住人がいます。頭も違いますし。
      此処は、アクロアペリーニですね」
ブラッタ「ありがとうございます、シープ様。
     では、邪魔者排除して参ります」
ブラッタ、もといアペリーニは羽を動かしふわりと低空飛行をして外へ出る。
フォンディ「ねぇ、名前のアペリーニって何??」
ブラッタ「英語で寄生蜂のツヤコバチ科(Aphelinidae)の単語をもじったものです。
     皮肉が効いてて素晴らしいでしょう」
フォンディ「ふーん、名前も可愛いし何だか凄いね♪」

10th04_03

店の外。3人は連絡を入れつつ、何だか怪しいので武器を構え突入準備をする。
そこへ、アペリーニが現れる。
アペリーニ「3名敵を確認。排除行動に移ります―」
ブルゥ「こりゃやべぇ、しごーさんが来るまで時間稼ぎや!」
レーミ&レーコ「了解!!」

10th04_04

ドドド! ガガガ!
レーミ&レーコはライフルで前方を集中放火させている。だが、当てる気配はない。
レーミ「数打ちゃ当たる!」
レーコ「ブルゥが突入しやすいように少しでも張らなきゃ…」
これはレーコの発言通り、ブルゥの突入を手助けする為の弾幕である。
弾幕で見えないがアペリーニは瞬間移動した後。
弾幕が十分張られてブルゥは突入したが物の抜け殻。

10th04_05

レーコ&レーミ「そ、そんな………」
弾幕の煙が消える。ふわりと地面に降りるアペリーニ。
そこには太い針で背後を刺され倒れたレーミとレーコの姿があった。
一部筋肉がビクビク震えている事から神経毒入りの針を刺されたようである。
ブルゥ「…そ、そんな。先輩!?」
アペリーニ「―次はあなた。今度はバーサーカーになる毒針刺してあげる」
ブルゥは恐怖の余り頭では動かそうとしているが本能的に怯え手足が動かない。
足が動かない事を察知してか、アペリーニはゆっくりと歩き確実に止めを刺そうとしている。

10th04_06

首の動脈に針を刺そうとアペリーニが構えた時である。
武器が何者かの攻撃によって飛ばされ、ブルゥは一命を取り留める。
驚いている隙にブルゥは状況を判断し全力で2人を引きずって撤退した。
現れたのはディーヴァとキャレッタ。若干、キャレッタは顔を真っ赤にしている
ディーヴァ「ブラッタ、おいたが過ぎるぞ!」
キャレッタ「………」
ディーヴァの仕様を聞かされ激怒していたが、今は人命が掛かっている。
恥ずかしさを振り切り、精一杯の愛情を込めてキャレッタは語りかける。
キャレッタ「プラッタ、お家へ帰りましょう」
アペリーニ「…ダ・レ??」
洗脳処理で記憶の上書きをされた為、アペリーニは疑問を持ったがその直後に頭痛が襲う。
アペリーニ「―ああっ、あなたは………。
      オ・カ・ア・サ・マ」

10th04_07

洗脳処理されたとはいえ、両親の記憶は最深層に記憶されるために洗脳の影響を強く受けにくい。
ディーヴァ「な、ブラッタ。家帰って夕食のシチュー食べよう」
ブラッタ「お父さま…」
ブラッタ(アペリーニ)は記憶を取り戻したが、再び頭痛が襲う。
アペリーニ「…コイツは敵、フォンディ様やシープ様を邪魔する敵!」
ブラッタ「ちがう、この2人は私のお父さまとお母様。敵なんかじゃない!!」
ブラッタの脳内で善のブラッタと悪のアペリーニが人格分離して混乱を生じている。
キャレッタ「…これは不味いぞ、このまま放置したら爆発して被害が広がるぞ」
ディーヴァ「ブラッターーーっ!!」

10th04_08

ブラッタに抱きつき体内の穴からコードを出し、プラッタと接続するディーヴァ。
キャレッタ「何をする気だ、貴様!?」
ディーヴァ「さぁ、ブラッタ。君の闇を貰おう、そうすれば楽になれる」
ディーヴァは最後の手段として自分のAIとブラッタの思考コンピュータを繋げ、
アペリーニの人格を自分のAIへ移動させるのである。
だが、タイミングを間違えばアペリーニがディーヴァの制御を掌握する事になり、
事態悪化を招く諸刃の剣である。
双方共にオーバーヒートからか全身から煙を排出しながら沈黙が続く。

10th04_09

ピシュン! ドサッ!
まるでテレビが突然切れるような音を出して2人同時に倒れる。
辺りは2人の回路が焼き切れた影響かかなり焦げ臭い匂いと煙が立ちこめる。
キャレッタ「おい、ディーヴァ。返事しろ、ディーヴァ!!」
キャレッタがベチベチ叩いてもディーヴァは沈黙したままだ。
キャレッタ「…嘘だろ、何で死ぬんだよ!」
ディーヴァの手はしっかりと娘・ブラッタの手を握っていた。

10th04_10

ショックの余りキャレッタはアラヤに戻り、大量の涙を流している。
しごー「捕まえて様子見に来たけど、これは……」
イェーガ&スィールは事態を把握してか2人の容態を見る。
イェーガ「…奇跡的に、ディーヴァはAIと無縁の回路切断とブレーカー落下で済んどる」
スィール「―この子も同じね。ただ、1ヶ月以上のリハビリと心のケアが必要ね」
涙を流していたアラヤが泣きやんで顔を上げる。
アラヤ「ほ、本当かい!? 2人とも無事なんだな」
しごー「2人の言う事やから間違いない。泣き顔は合わへんぞ」
アラヤの心境を察してかそっと肩に手を乗せるしごー。

10th04_11

騒動から2週間後。何処かの河原。
ディーヴァの最終手段のお陰か、心のトラウマは余り見られなくリハビリも順調で半分で退院した。
ただ、人格に関しては完全に少女から幼児へ退行し学校へ通う事となった。
武装だったホーネットも安易に装備出来ないよう条件付きのロックが掛けられた。
ブラッタ「…おとうさま、このおはなきれい」
ディーヴァ「よし、父さんが華冠作ってやる」
キャレッタ「こらこら、花を大量に摘む事は環境に良くないぞ」
ブラッタ「おかあさま、おとうさまとけんかするのやだー」
キャレッタ「これは喧嘩じゃない、注意だ」
ディーヴァの柔らかい腹を軽くつねるキャレッタ。
つねられつつもディーヴァは幸せを感じている。


これでマーツォンに平和が取り戻されたが、これで終わりではなかった。
あの2人は翌日に何故か釈放。報道記事もあっさりとした内容で関心をそそる物でもない。
これは、ヒツジバナとコネを持った議員や企業が圧力を掛けたからである。
保安部のハードワークは此処から始まったのだ。
さて、またもやブリリアントスカイが一騒動起こすのだが、今回はこれまで。
次回もお楽しみに!




全4編からなる10話いかがだったでしょうか。
最後の背景も10.25話の、RUTA~自由に使える背景用写真。様の素材を使用しました。
強引ながらもディーヴァはキャレッタにフラグを立ててしまったようです。
(寧ろ、なし崩しに擬似夫婦を演じているから成立!?)
何とか年末に間に合いました。今年の更新は此処まで。
来年もお楽しみに!&良いお年を!
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コメント

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No title

あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。
ヒツジバナさん、イメージしてたより怖いお方でした(笑)。ライヴィーの教育の賜物!?

No title

コメ、遅れました。

いやいや、ディーバ君お疲れでしたね。
キャレッタさんもママさんだったとは・・・

ブラッタちゃん、良かったデス♪

兎耳と羊さんの次のオイタ(笑)が楽しみです。

Re: No title

コメント有難うございます。個別にレスを。

>こだ様
>兎耳と羊さんの次のオイタ(笑)が楽しみです。
フォンディは酷い目に遭いそうですw
ヒツジバナは…何とかしちゃうかも。

>みそどりる様
>ヒツジバナさん、イメージしてたより怖いお方でした(笑)。
>ライヴィーの教育の賜物!?
恐らく教育の賜物でしょうw
…おや、こんな朝早くから訪問者とはd(ry


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玩具レビューは気が向いたらやります。
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